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2013年113本目 2013年10月10日劇場鑑賞
「マッドな映画愛が最高潮。」
$『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画感想倉庫~season 7~-地獄でなぜ悪い
日の丸2013年日本映画日の丸


あらすじはこちらから

とりま園子温の映画の思い出を語る。
園子温の映画は初めて見たのは高校生の時(今から7年前くらいかな?)の時、当時の友人に「面白いから見ろよ!メーン」って感じで『ハザード』って映画を借りて、オダギリジョーがアメリカでウェイーしていて、斬新でアウトローな映画だなーって思ったんですよね。
それから3年ぐらいして、今、日本ですげー面白い映画があって、それが3時間ちかくあるって聞いたわけで、まぁー映画館では見なかったんだけども、DVDで借りてみたら、面白かったーって映画があって、それが『愛のむきだし』。チンコが立つことの素晴らしさを描くマッドな人間讃歌です。(え?)冒頭から1時間半、ノンストップで音楽が流れ続けたりと、すごーい映画だったんだよね。
それ以前もすごく有名な問題作『自殺サークル』や『紀子の食卓』などの監督を手がけていて、日本の鬼才の映画監督の一人として、アウトローなグラインドハウスを輝かすマッドな映画を手がけている。
そんな監督の新作は、それまでのアングラさからはちょっと遠い、どこかポップな映画。
と言っても、舞台はヤクザの抗争というわけ、それがポップなんだから園子温の映画の方向性はとてもマッドだよね。

ただこれは一緒に見た彼女からの情報では、この映画って、園子温監督の実体験がモデルらしく、ヤクザに映画撮ってたら娘の彼氏と勘違いされたとか、されてないとかで、そういった私小説な面白さも内包されているが、映画のジャンルとしてはコメディだったりする。(苦笑)
そういえば『愛のむきだし』も新興宗教から妹を救い出そうと奔走した実在の人がモデルだとか…。

園子温評は難しい。
正直、今の日本において、園子温の偉大さは、頂点に達しているともオレは思う、だからディープな感想以外は価値がない。
自分の感想なんて底の浅い陳腐なものに過ぎない。
園監督は、日本のアンダーグラウンドなインディーズゾーンの中では、素晴らしくマッドで、血みどろで個性的で、洗練されており、ピンク映画なども手がけているので、女性に対する映像も非常に艶やかで、とりまエロい。エロくて気持ちが悪く、監督のテクニックは、唯一無二であるということは言うまでもない。
類似監督としては、三池監督が上がると思うが、三池監督は見事にメジャーの要望に答えて、うまく個性を商業に合わせることができているが、園監督の映画は、収まることなどできていない。
見る側に耐え難い苦痛と喜びを与えてくれる、トラウマ映画量産兵器なのだ…。
(何言ってんだオレ)
そもそも監督の半生自体もアヴァンギャルド過ぎて、尊敬の念しか湧かない。

ただ映画としてはコメディなので、これまでの園監督と一緒にやってきたおじさん俳優たちが、カメオ出演したりして、かなり緩い感じになっている。

タイトルが良い。
タイトルの『地獄でなぜ悪い』これがどこを意味しているのかが一番面白い所。
主役は多分自称映画監督の長谷川(モデルは園監督をマッドに演出した感じ)さん。
彼はいつかオレに映画の神様が降ってくるというマジキチで、最終的に殺し合いの中で映画を撮る最早魔人なわけ。
その生き方が『地獄でなぜ悪い』なのか?それとも極道の抗争が地獄でなぜ悪いなのか?はあれだが、前者として考えれば、「映画を飯で生きて行くには、それぐらいの志しとマッドにアルバイトもせずに毎日毎日、伝説の映画を作りあげることを考え、そしてそのプロットを練り続けて、仲間と一緒に脳内映画制作に励み、報われることをただ信じ続け、その時まで生き続ける」ということ、それこそがまさに客観的に見れば「地獄」ということだと自分は思う。
人が死のうが、仲間が死のうが、たった一瞬の最高の映像が撮れればそれで良い、そんな志、最早おれには無い。
昔軽い気持ちで映画製作者になろうとした自分がいたが、その視点で見れば、本作は肩身の狭い、成功者からの信念の大切さを解かれた、そんな感想さえ思えてくる。

ただ根底には映画全体にコメディとしての空気があるので、冒頭からアイドルっぽいウケる歌やら、ギャングが映画を撮ることの異常さ、そして終盤の怒濤の展開。
長谷川さん演じる映画監督の挙動、台詞全てがとても狂っていたり、星野源の童貞っぽいマッドっぷり(最終的に違う生き物になる)あたりとかも、ふめてぶっ飛んだ、園監督しか描けない唯一無二のエンタメ作品に仕上がっている。

俳優陣の演技も見事。
特に見事だったのは、長谷川博己さんの監督。凄い長台詞が大量にありながらも、目は異常な目力を放ち、夢物語の世界に生きているような人間を熱演。彼のエネルギーだけで打ち拉がれる。
有名作品は『鈴木先生』だが、駄作としてタマフルで紹介されていた『セカンドバージン』で重要な役を演じている。個人的に成海璃子にキスを迫る件が面白かった。ラストシーンの狂気も最高。

あとは、個人的に印象的だったのが、國村隼さんが星野源に「映画撮影に使うお金はいくらだ?朝飯代か?昼飯代か?それともディナーか?」の件がとても印象的でした。
これゴッドファーザーぐらい貫禄と説得力のある台詞だったと思います。台詞はその後も続いて「朝飯代だったら、まぁー安い値段だ。朝飯なんて娼婦と食うからな。目の前に出されるものを~」とそれぞれ事細かに紹介していき、金額というものに対して、とてもわかりやすく説得力があって、それでいてギャングにしか言えない形容で言うのです。
それ凄いかっこよかった。もし自分が脚本を書いても、こんな見事な台詞浮かばない…。

それに堤真一が面白過ぎる。
堤真一って「やまとなでしこ」っていう月9のテレビドラマで知ったんだけど、あれ以来、やたら堅物ばっか演じているけど、この人の本性って関西人でしょ?そんで撮影の合間とか冗談とか言いまくる人らしいじゃん。この映画ではその本性が映画にすごーく出てると思う。
特に二階堂ふみを見たときのアヒル顔が最高に面白かった。堤真一がのびのびしたロリコンを演じるの見れて、めっちゃよかった。

ここまで褒め倒したけども、実際途中で飽きてしまったんだよね…。
ごめんなさい。本当のことを言えば、映画見てて途中で飽きてしまいました。
終盤はめちゃめちゃで最高でしたが、序盤とかは10年前から始まって、時間軸が移動するんです。
その後は、映画監督の狂人と、逃げる二階堂ふみ、そして組長の國村、更には敵対組織の池上の4視点を交互に描く構成。これが終盤になると一つに結ばれるんだけど、そこまでのテンポがあんまりよくなくて、飽きてしまいました。だいたいは予想もついてきて、はやく大団円にならないかなー?って感じになりました。楽しめた熱狂的な片申し訳ないです。

メモ得点メモ

物語 7/10
キャラクターの魅力 9/10
監督の映像や俳優への演出やビジョン 8/10
音楽 6/10
俺の趣味 7/10


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