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2014年3本目 1月9日劇場鑑賞
第2話「独裁国家に広がる革命と陰謀の炎」
ハンガーゲーム2
アメリカ2013年アメリカ映画アメリカ


あらすじの記事はこちら
前作の感想の記事はこちら

全米では年間チャートトップクラスでも日本では公開規模縮小?
『ハンガー・ゲーム2』見てきました。
全米では11月公開だけども、非常に高い動員を稼ぎ、年間チャートの2位の売り上げを上げた、シリーズ2作目の作品で、北米での評判が非常に高く、観客、批評家共に好評価されています。
元々は、ティーン向けの小説で、『ハリーポッター』よりも『トワイライト』のようなヤングアダルト小説の立ち位置の人気ですが、『トワイライト』とは作品の評価が雲泥の差です。
原題は『ハンガー・ゲーム 2 燃え広がる炎』です。燃え広がる炎は、完全にあれですね。

日本では不評!!
しかし、本作『ハンガー・ゲーム』の人気は日本では悪く、利用者が多いと思われるYahoo!映画などでは、半分以下の評価が400人以上で、続編の本作の評価も半分ほど。
また見ている人数も非常に少なく、かなり冷遇されている。
その理由は『バトルロワイヤル』のアメリカ版を彷彿させる宣伝が生み出したイメージだと思う。
『バトルロワイヤル』の原作はホラー小説であるが、『ハンガー・ゲーム』は着想こそ近いがもっとSF観の強い作品になっている。また『バトルロワイヤル』の漫画版が非常にグロや無慈悲さを追求していた印象があるが、本作の『ハンガー・ゲーム』は少女がいかに世界のいかれたルールに翻弄され、それに付随する人間たちが世界をどう変えようとするかが主軸と思われる。
映画が楽しめない人は、宣伝にイメージを植え付けられた可能性があるのではないか?
また日本ではこういった隔離された場所で殺し合うような映画が『SAW』以降ジャンル化されている印象で、殺し合いを見る視聴者がいる映画の体裁も多くなっており、そういった作品と誤解してみると結構きつい。

個人的にはSF映画が好きなので、文明崩壊後の独裁国家との戦いが描かれる映画が好きならオススメです。

上映時間2時間半!!
感想としては映画二本分はあったんじゃねえか?
と思うぐらい長く感じました。

その理由としてはものすごく丁寧に描かれているからだと思います。
監督は『シー・ビスケット』の人から『アイ・アム・レジェンド』の人にチェンジ。よりスリリングな演出を得意とする、アクション寄りだけども丁寧な映画を好む趣向の監督ですね。

それで、どのようなスタンスで描くかな?と思ったら続編なのに、全く同じトーンというかスピードで映画は描かれる。
それがもの凄いは、よく2になると盛況で、スピード感溢れたりギャグ多くなったりしがちだけども、あくまでもエピソード2として、同様のペースで描かれる。
これもはや「ハンガー・ゲーム」しないで終わるんじゃね?と思わせるぐらい、いつ終わってもおかしくないくらいのんびり描かれる。

勘違いしてほしくないのだが、この映画の主題は殺し合いではなく、反乱と革命の物語。

映画は一見エンターテイメントとしての殺し合いに翻弄される主人公の物語に思えるが、根本的には、SFで世界を変えようと戦う人間たちの物語に帰結する。

本当に主題を捉え間違えないで欲しいが、作品の主題は「革命」にある。
日本の映画『バトルロイヤル』と比較されがちだが、あっちはジャンル映画の体裁が強いが、こっちは独裁国家との戦いというもうちょっと広がりのある作品で、ブスなヒロインが、革命の象徴へと変化していく、心の底を熱くさせる、映画だと思ってほしい。

IMAXで撮影したシーンがいっぱい!!
本当はIMAXカメラで撮影したシーンが山ほどあるわけなのだが、日本でIMAX版の上映は無しというわけで、日本じゃ見れないわけ…。ものすごく惜しい。個人的には普通に楽しめたし、無駄に涙腺にきてたので、惜しかった。本当に無駄に…。

三角関係絶好調!!
ヤングアダルト小説(『トワイライト』同様)らしく、相変わらずの三角関係。
でも美男美女じゃなくて、微妙な外見の三人の三角関係。今回は愚図のピータがついにブスへの献身でブスがピータに惚れ始める展開だが…。

新規の悪役にフィリップ・シーモア・ホフマン登場!!
これね。おれ知らなくて、爆笑してしまった。この映画にフィリップ・シーモア・ホフマン!!って。
でも一人だけ服装が現実的で、いやこいつ反体制じゃね?と疑っていた。

ヒロインがブス!!
いやジェニファー・ローレンス、ブスだわー。もうなんかうける。
あとレニー・クラヴィッツって音楽が本業だろ…なんでおかまみたいな役やってんだよ!!
今作でも大活躍!!
あとドナルド・サザーランドが『鑑定士と顔の無い依頼人』見た後だと好印象。よく働く。
新キャラの歴代優勝者でプレイボーイっぽいけど良い奴を演じたサム・クラフリンはこのままジャスティス・リーグの『アクアマン』として主演になってくれませんか?銛が似合う男No.1

リアム・ヘムズワース(笑)
スタンリー・トゥッチ(笑)

歴代優勝者のハンガー・ゲーム!!
これね。目玉に思えるけど、目玉はやはり革命の風の動向
歴代の優勝者のハンガー・ゲームは、やはり思惑だらけ、さっきまで同盟とか言ってたけど、ゲーム始まったら殺し合ったりで、結構おれが先読みする展開とは、違った展開も多く、でもやっぱり帰結は、思った通りで、その見ている側の思惑を裏切る行為は結構面白く、かなりハードな物語展開込みで、おれは面白く鑑賞できた。

最早長過ぎて、最後の最後まで見ても問題無しレベル。

というわけで、前作楽しかった俺は、今作も普通に楽しかった。
ブスな平凡な女が、偶像化して、革命の象徴へとなるのだが、本人は何も知らず、生きることに必至で、一番の不確定要素化しているっていう点は面白いかな。

ただやはり描き方も前作と全く一緒で、前作が楽しめなかった人の半数は楽しめないかも?
でも前作を知っててみると、その構築された人間関係や世界観がそのまま深くなるから、楽しめる場合もあり。
ただわかってほしいのはシリーズ通して単純な殺し合いの映画ではなくて、問題を抱えた世界で、生き残り戦う映画だってことは主張したい。

メモ得点メモ

物語 8/10
キャラクターの魅力 7/10
監督の映画に対するビジョン 8/10
音楽 8/10
俺の趣味 8/10


79

映画のエンディングはコールド・プレイと前作同様豪華。
また『ハンガー・ゲーム』のマークの鳥がよくわからず、相変わらずのエンタメ誇張でのテレビでの会見での演技で、青い鳥になったけど、あれがどうやら革命の象徴のようでマネシカケスと呼ばれる架空の鳥なわけ、次作の最終章ではそれがサブタイトルに付き、映画は前後編となる模様。
更には映画は完全に戦争映画へと変貌するようで、映画のラストで最高にブスっだったヒロインのブス加減がどこまで続編以降で神秘的になるのかが楽しみだわ。あと世界の真実とか次回作で明かされそう。

世界観がありならおすすめ!!

それにしても前作の感想を読んだけど、丁寧な映画だなー。

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